■ 氏名
奥田 一雄 (オクダ カズオ)
OKUDA Kazuo

■ 所属部局/職名
Research and Education Faculty, Multidisciplinary Science Cluster, Kuroshio Science Unit/Professor
教育研究部 総合科学系 黒潮圏科学部門/教授

■ 学部・学科・コース等
Faculty of Science, Department of Natural Science, Biology Course
理学部 理学科 生物科学コース

■ 連絡先
住 所
電 話088-844-8314
F A X
E-Mailokuda●cc.kochi-u.ac.jp    (送信の際は“●”を半角の“@”に変更して送信してください。)
U R L

■ 卒業大学及び大学院等
神戸大学理学部生物学科
北海道大学大学院理学研究科植物学専攻

■ 学位(種類)
理学博士

■ 所属学会
日本植物学会,日本藻類学会,米国藻類学会,国際藻類学会,日本植物生理学会,日本電子顕微鏡学会,セルロース学会

■ 専門分野
主に藻類を対象とする細胞生物学,植物形態学および細胞生理学

■ 主な研究テーマ・活動
植物の細胞の形をきめるしくみを明らかにする研究.植物細胞を包む細胞壁の構造と,その構造がどのように形作られていくかを,細胞を培養し,各種光学顕微鏡と電子顕微鏡を使って調べる.

■ 研究についてのPR
 「藻類は細胞学の宝庫」といわれる。生物の細胞構造と機能における一様性と多様性は,生物の起源に基づいた系統進化からもたらされている。藻類は多数の系統群を含むので,個々の系統が独自の細胞構造や体制,機能の進化を遂げた結果,全体が極めて多種多様な生活様式を発達させ,かつ,様々な環境に適応している。このことは,藻類が生物的自然を最も如実に反映させる生物集団であることを示す。生命の誕生以来,連綿と繰広げられ続けてきた生物の長い歴史の多くは,しかしながら,なお未知のまま藻類の中に残されている。
 生物的自然を理解するために,私達は藻類を細胞レベルでアプローチする.すなわち,生物個体の生存と種の存続にとって重要な以下の構造と機能を細胞生物学的に研究する。
1.細胞外被:細胞内外の境界をなし,細胞の形と強度を維持するとともに,細胞と外界との間で物理的および化学的コミュニケーションをとる。
2.細胞の形態形成:細胞の形態変化,分裂および構造構築は,生殖,発生,成長,分化を含む細胞の機能発現である。
3.生活環の制御:環境因子は細胞が獲得した種々の遺伝的特性とそれらの調節機構を誘導し,作動させる。

■ 社会人・生徒を対象として可能な講演・授業(例えば講演題目)
「植物のはたらき」:動物とはちがった植物のからだの構造や機能,生活様式について.
「藻類のはなし」:藻類は生物進化の歴史を物語るさまざまな証拠をもっている.
「ミクロの世界」:顕微鏡で見る生物の造形のすばらしさ.

■ 研究業績
・関田諭子・堀口健雄・奥田一雄:渦鞭毛藻の鎧板?配列はどのように決まるのか?,p 15-17; 奥田一雄・関田諭子:藻類のセルロース,p25-26.「21世紀初頭の藻学の現況」.堀輝三・大野正夫・堀口健雄(編),日本藻類学会.2002年.
・奥田一雄:藻類との出会い.「生物の世界と土佐の自然」,町田吉彦(編著),高知新聞社,2001年. P 1-12.
・奥田一雄・空閑重則:酵素複合体とミクロフィブリルの構造.「セルロースの事典」,セルロース学会編集,朝倉書店,2000年.P 60-70.
・奥田一雄・鍋島由美・関田諭子 (2000) セルロ?ス合成酵素複合体を観察するためのフリ?ズフラクチャ?法.高知大学理学部紀要(生物学)21: 43-48.
・奥田一雄・櫻井納美・湯浅健・峯一朗・松井透 (2000) 巨大細胞性緑藻の細胞骨格を観察するための間接蛍光抗体法.高知大学理学部紀要(生物学)21: 49-57.
・奥田一雄 (1999) 藻類のセルロ?ス合成.電子顕微鏡 34: 81-86.
・奥田一雄・峯一朗 (1997) 藻類セルロ?スの生合成. Cellulose Communications 4: 101-107.


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